沖縄フリーダイビングスクール

Course & Schedule

PADI Freediver

フリーダイビングに必要な基礎知識からしっかり学べる講習とそのスケジュール

Free Diving Method

フリーダイビングに必要な知識と技術を学ぶ

1.フリーダイビング理論の学科セッション

フリーダイビングの基本的な知識を、物理学・生理学・器材・スキル・海洋環境と水中生物の面で習います。実習に入る前に、フリーダイビングのルールや手順も学科講習で学びます。

フリーダイビングの生理学

Diving Reflex(潜水反射)
心拍数を下げて酸素の使用を減らし、重要な器官で使用するために保存するプロセス。トレーニングにより、時間の経過とともに劇的な変化を見ることができます。心拍数が通常の50%、1分間に30回程度まで遅くなり、一部のトップフリーダイバーは1分間に10回未満まで下がります。

Blood Shift(末梢血管の収縮
手足の毛細血管が収縮し、血液循環が制限されます。つま先と指先、手と足、最後に腕と脚が、血液の循環を制限し、酸素を心臓・肺・脳のために使用できるように働きます。血管収縮が強いほど、心拍は遅くなります。手足が冷えたり、しびれたような感覚を感じます。

Mind connection(精神面のコントロール)
これらの生理学的要素はすべてフリーダイビングの能力向上に重要ですが、おそらく最も重要なのは精神的側面での脳の動きです。自分の感情や不安、考えていることを理解することやコントロールすることを学び、海や自然、日常生活における体と心をの統合を探求します。

2.プールトレーニングセッション

フリーダイビングの呼吸方法、心と体をリラックスさせるテクニックを学び、静止状態で息止めの時間を測るスタティック・アプネア、息を止めて泳げる距離を測るダイナミック・アプネアにチャレンジします。

プール種目&スキル

Static Apnea
ウェットスーツを着て水面に浮き、体と心をリラックスさせ、静止状態での息止め時間を測ります。90秒の閉塞時間が目標となります。

Dynamic Apnea
息を止めて、一息で泳げる距離を測ります。ストリームラインを意識したフィンキックを練習します。水深4mのダイビングプールで、ダックダイブを練習することもできます。

Buddy support
スタティック・アプネアやダイナミック・アプネアを実施するバディのサポートを学びます。時間の計測、合図のタイミング、レスキュー方法も練習します。

3.海洋トレーニングセッション

ダイブ前の呼吸、ダイブ後の回復呼吸、ダックダイブ/ヘッドファーストダイブのスキルを身に着け、潜降ロープを手繰って潜るフリーイマージョンと、ウエイトを付けて自分の力で潜るコンスタント・ウエイト・ダイブにチャレンジします。

海洋種目&スキル

Free immersion

息を止めてキックをせずに潜降ラインを手繰り、一息で潜れる深度を測ります。ゆっくり潜降することで、耳抜きや息止め、中性浮力の状態を確認します。

Constant weight
息を止めてフィンキックで一息で潜れる深度を測ります。ダックダイブとラインに沿った泳ぎ方、ダイビング前後のステップを練習します。

Blackout Rescue
低酸素状態で失神してしまったダイバーを、水中から引き上げてレスキューする方法を習得します。水面での対処方法も練習します。